姫はじめ。
彼氏から早く抱きたい早く抱きたいとずっとアプローチが続いていた。
でもいろいろ忙しくて。
気分もイマイチ乗らなかったし。
しかも生理中だよ。
とか色々言っているのに
黙って抱かせろ。
限界なんだね。
今までの彼氏なら、うん。分かった。って物わかりの言い返事を繰り返すだけだった。
そうやって沢山の事を諦め、自分の事も諦めて生きてきた彼氏だけど、私の事だけは違う。
諦めないし、離さない。そう決めたんだって。
激しく腰を打ち付ける音と私の喘く声が休日の社内に響きわたる…。
一生離さないから。
覚悟しとけよ。
お前は俺のもんだ。
うん…。
でも、また来年の姫はじめの時にも変わらぬ愛を囁いて…。
ずっとずっと…。