私は恋人。
お盆が終わる頃になると思い出す。
彼氏が私の気を引きたくて送ってきた、とある温泉街の一角の風景を。
あれから丸3年が過ぎ、彼氏との付き合いは4年目に入る。
奥さんと結婚していても童貞だった彼氏。
私とした初めての性体験をきっかけに、少しずつ少しづつ、小さな頃から押し殺し続けてきたのであろう 沢山の「自分」を私にぶつけてくるのは、色んな意味を含んだ彼氏の 愛 なんだと確信している。
今月か来月に彼氏とデートする。
今ではセックスも年間回数は片手で収まる程度になった。
デートの時間も短くなった。
そして、彼氏の私への愛はどんどん深く強くなっていく。
想いは言葉になって私に届く。
私を見つめる瞳を見れば一目瞭然。